こんにちは。依田しのぶです。
前回のブログ「今年の夏の出来事ランキング」で
みごと1位になった「夫の入院」。
今では
「誰が入院したんだ?」
というくらい元気になりましたが、一時は本当にびっくりしてしまいました。
7月18日の夜明け前、隣で寝息を立てているはずの夫から
「うぅ、うぅ、うぅ・・・」
と、何やら変な息遣いが聞こえてきました。
「どうしたの?」
と聞くと
「苦しい、息が出来ない、胸も苦しい・・・」
と、息も絶え絶えに答える夫。
のたうち回るとは、まさにこの時の夫の事を言うのだなと思いました。
すぐに救急車を呼び、待っている間もとにかく苦しむ夫。
まず運ばれたのが清瀬市にある東京病院。
肺の病気の疑いがあるとのことで、こちらに搬送されたのですが
レントゲンを撮ってみたら肺ではなく、心臓または大動脈かもしれない、
一刻を争うかもしれない、とのことで府中の榊原記念病院へ緊急搬送。
CTやレントゲンの結果、心臓系ではないと言われ
再度、東京病院へ。
連休初日、という事もあり主治医の先生がお休みでとりあえず入院、
という事になりました。
いろいろな検査をして病名がわかったのが一週間後。
「膿胸(のうきょう)」
あまり聞きなれない病名です。
肺に虫歯や歯周病菌が行き、水と膿が溜まってしまったとのこと。
入院生活前半こそ酸素や点滴、ドレンなどいろんな管につながれて
「いかにも入院患者」
でしたが後半は管が外れ、パジャマは暑いので前開きのシャツに
短パンという自宅にいるような恰好になり、お見舞いに来ていただいた方々に
元気なのでびっくりされてしまいました(^_^;)
お陰様で8月11日に無事退院、その足で事務所に行き仕事。
退院10日後の21日には飲み会、
23日にはテニスも開始するほどの回復ぶりです。
今回の入院、25日間だったのですが5キロくらい痩せたそうです。
お見舞いに来る人、来る人
「痩せたね~」
と言われるたびに満面の笑みの夫。
しかし、8月31日現在、元の体重に戻ったようです。
多少、脂肪がついていても、健康が一番!
余談ですが・・・
今回、救急車であっちこっち行ったわけですが
榊原記念病院から東京病院に戻る際、夫も落ち着き
私も疲れと寝不足で「ぼーっ」と、なっていました。
「ぼーっ」となった頭で
「今日はやたらと信号につかまらないなぁ・・・。快速、快速」
と、窓から少しだけ見える景色を見ながら思っていた私。
そうです。
私、救急車に乗っている事を一瞬、忘れていました(^_^;)
信号待ち、するわけありません。
ま、こんな間抜けな話も元気になってくれた今だから
話せるんですけどね。