たかがゴミ、されどゴミ

こんにちは。依田しのぶです。

 

 

子供達が小学生だった頃、

土曜の夜と言えば

「エンタの神様」

を見ていました。

 

そこに切れ芸というか、

やたら声を張り上げながら漫才をやる

芸人がいました。

 

コンビ名はマシンガンズ。

 

 

 

 

 

 

最近はめっきりテレビに出なくなったのですが、

あることでコンビの一人、滝沢さんは大活躍!

 

 

そのあることとはゴミ問題。

 

 

 

芸人だけでは食べて行けず、

かといって年齢的に就職先もなかった時、

知り合いに紹介してもらった職種は

ゴミ収集。

 

最初は嫌々やっていた仕事でしたが、

やるからには何かを見出したい、と思い

そこからゴミに対する思いが変わり、

それが人に伝わり、今では書籍を数冊、

ゴミ軽減活動など、環境問題に取り組んでいるそうです。

 

 

そのマシンガンズ滝沢さんの講演が6日(月)の夕方から

京王プラザホテルで開催されるというので、

夫と義母、私の3人で行って来ました。

 

 

講演のテーマは

「マシンガンズ滝沢と考えるゴミ問題~食品ロスと不法投棄~」

 

 

 

 

 

 

 

ゴミ収集の仕事を始めて、

滝沢さんはいくつか気が付いたことがあるそうです。

 

それは

高級住宅街で出る各家庭のごみは凄く少ない

そうです。

 

セレブな方はお金はたくさんありますが、

無駄遣いや無駄な買い物はせず、

自己投資や価値のあるモノにお金を使うので、

すぐ捨てるようなものは買わない、

なのでゴミも出ないのではないか、

と言ってました。

 

一方、お金持ちじゃない家のゴミは

百均で売っているようなカゴや

一度も袖を通していないと思われる服など、

・欲しい

・便利

で衝動的に買ったようなものが出るそうです。

 

 

食品ロスについては、

ピザが二切れだけ食べて捨ててあったり、

果物が店頭に並んでもおかしくないくらい、

いい状態のまま捨てられていたり、

日本各地の食品(多分ふるさと納税の返礼品)が

未開封のままゴミに出されているそうです。

 

毎年、秋になると変色も虫も出ていない「お米」が廃棄!

理由は新米が出るため売れなくなり、お店が処分する

と滝沢さんは嘆いていました。

 

 

東京のごみ処理の残り期間はあと50年だそうです。

ほかの県は20数年と言ってました。

 

 

講演を聴講した後、なんともいえない気持ちに⤵

 

今までも分別はしていましたが、

収集してくれる人の気持ちや、

残り時間のことなどは考えていませんでした。

 

 

一人一人がもっと考えなきゃ・・・

 

今まで「ゴミ」として出していたモノの中に

資源があったな

 

など考えさせられる講演でした。