「その時」が来るまで

こんにちは。依田しのぶです。

 

 

我が家の愛犬ナツキ、15歳8ヶ月。

人間で言ったら80歳近い高齢犬です。

 

 

 

持病があるためずっと薬を飲んでいるのですが、

今の動物病院の先生には、結構前に

「この病気は発症してから生存できるのはだいたい5年。この子は後半戦に突入しているから突然死も覚悟してください」

と宣言されていました。

 

 

その5年はとっくに過ぎたのですが、最近はとっても元気!

 

ちょっと前はフローリングを歩くと滑ってしまい、

家の中ではコルクのジョイント式のマット以外は、

歩くことが出来なくなっていたのですが、

最近は床の上も滑らなくなり、

「薬が効いているんだな」

と、思っていました。

 

 

が、7日(月)の21時ころお腹を壊し、

その後、体が震え始め、腰が抜けるようになり、

立つことも歩くこともできなくなってしまいました。

 

 

昨日、午前5時、私が起床しリビングに行くと、

いつも寝ているはずのナツキが布団の上にいません。

 

 

リビングを見回すと寒いというのに、

隅の床の上で寝ていました。

 

 

すぐに抱き上げると身体は冷え切り、

ぐったりしています。

すぐに暖房を付け布団でくるみ、

抱っこしながら様子をみてもぐったりしたままです。

 

 

私も抱っこだけしているわけにもいかず、

ナツキを横たわらせたまま、

家事を開始。

 

 

 

息していることを確認しながら、

家事をしていると、朝ご飯の時間になりました。

 

 

 

普段はドライフードをあげているのですが、

とても食べられる状態ではないので、

「チュール」をあげることに。

 

 

普段なら封を切った直後から、

匂いを察知しクンクン、

すごい勢いでこちらに来るナツキ。

 

しかし昨日は封を切っても顔に近づけても、

反応がありません。

 

 

「どうにか食べて(T_T)」

 

 

こんな気持ちになりながら口元に

チュールをくっつけたらようやく気が付き、

舐め始めるナツキ。

 

 

 

 

夫も不安そうに家を出て、

「今日は休んでナッチンのそばにいてあげて」

と電話をくれました。

(私が風邪をひいても会社に出てこいと言うのに・・・)

 

 

 

 

行きつけの動物病院に電話し状態を告げ、

今後家族はどうしたいかを伝えたら、

いつもの薬(ちょうどなくなったところでした)と、

食欲増進材等を処方してくれました。

 

 

昨日の夜と今朝、市販されている犬用の介護食に

薬を混ぜて飲ませたところ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

立ち上がることが出来ました!

 

 

 

 

 

 

と言っても、まだ安定せず、

すぐに腰が抜け、伏せをしてしまう状態です。

 

しかも顔をあげることが出来ないため、

ずっと斜め下辺りを見つめている状態・・・。

 

 

 

一人暮らしをしている娘にも昨日の朝、

LINEで伝えると心配のあまり、

仕事を休もうかと思ったと言ってました。

 

 

 

 

 

いつか必ず「その時」がやって来ます。

その時までしっかり面倒を見て、

家族で見守っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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